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U23D [U2]


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U2 "The Ground Beneath Her Feet" [U2]

映画 "Million Dollar Hotel" のサウンド・トラックに収録されている曲です。
ただ相手だけを求める純粋な愛はとても切なく
その愛を恐る恐る受け止めようとする、傷ついた心も悲しい映画です。

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僕のすべてをかけ、崇拝した彼女
輝くような声、迫りくる美しさ
どうして僕らは感じてしまったのか
どうして僕は自覚してしまったのか

そして彼女の足元に
その土の下

確かなものは何もない
黒は白、冷たいものは暖かい
僕が崇拝したもののために
僕の愛を奪い去ったのだから
そして彼女の足元に
その土の下

暗くなった道を照らして行って
地下を照らして行って
後からそこに行くから
君を見つけるまでは安らげないよ

君を心から愛したい
君を助けたい
君を連れて行きたいんだ
2つの道が交わる場所まで

地上へ戻ろう
愛しかない、その場所へ

だけど足元なんだ
彼女の立つ、土の下


The Million Dollar Hotel: Music From The Motion Picture (2000 Film)


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ULTRA VIOLET (Light MY Way) [U2]

エッジらしいリフが印象的なこの曲は、アルバム『Achtung Baby』同様にあまり評判は良くありません。前作から大きくイメージを変えて製作したこのアルバムに対する不安が現れているのかもしれません。自分の行く先が見えなかったり、進もうとしている道に不安を感じたりしている時、こんな風に語りかける相手がいるとすれば、心強いですよね。ボノの場合は、奥方でしょう。

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ULTRA VIOLET (Light My Way)


時には何も
何一つ分かっていないと感じることもある
逃げじゃないかと思うこともある
思い違いでいいんだ
いつでも強くなんて無理だから
そして愛は、もうすぐだよ

可愛い人、泣かないで
いい子だから
涙を拭いて
昼だというのに夜のような闇が続く
まるでクズみたいだ
君がいれば
偽りのない僕でいられる
僕は闇の中
何も見えないし
誰も僕を見ていない

僕の道を照らしてよ
君に照らして欲しいんだ

君は宝物を埋めた
誰も見つけられないところに
きみの愛は秘密みたいだけど
口々に伝わっているよ
沈黙がそこにある
家の中に入ってきたんだ
そこでは誰も眠れない
これが愛のための代償なんだろう
それは、安いわけがない

僕の道を照らしてよ
君に照らしてほしいんだ

僕は憶えているよ
ゴロゴロした石の上だって
僕らは眠れたんだ
今僕らは一緒に横たわっている
ささやいたり、うめいたりしながら
僕がまったく混乱していた時は
頭の中でオペラが鳴っていたんだ
君の愛はそこにある電球だったよ
ベッドの上に吊り下がってる電球

僕の道を照らしてよ
君に照らして欲しいんだ

僕の行く道を照らしてよ

Achtung Baby 


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SUNDAY BLOODY SUNDAY [U2]

この曲では血が流れることへの怒りと悲しみを「いつまでこの歌を歌わなければならないのか」と表現しました。
今回のツアーでは"CO-IXIST"(共存)という言葉を掲げ
宗教間の紛争を非難しています。

この言葉には争いごとだけでなく、世界が不平等にできていることへの警告も含まれているように思えます。

アルバムの締めくくりは、『40』で、「新しい曲を歌おう」と希望を表しています。
現在の自分があるのは神様のおかげであり、沢山の人々が自分の歌を聞き、理解してくれる。だから新しい歌を歌う。



"Sunday Bloody Sunday"

今日のニュースは信じられない
目をつぶることも、そらすこともできない
後どのくらい、どれだけこの曲を歌うのか?
どれだけ歌えば・・・
今夜一つになれる
子供の足元に割れたビン
行き詰まりの通りには放られた死体
それでも僕は争いの呼び声に耳を傾けたりはしない
逆なでされて、立ち尽くす

血の日曜日
血まみれの、日曜日

争いは始まったばかりなのに
失ったものほ大きい
一体誰が勝つというのか?
僕たちの心の中には防御の溝が掘られ
母と子、兄弟、姉妹も引き裂かれる

血の日曜日

涙を拭うんだ
拭い去るんだ
目を赤くしたままでは、いけない

血まみれの日曜日

僕らが鈍感なのは事実だ
現代は事実が絵空事で、テレビが現実
沢山の人が涙にくれている
僕らは飲み食いしている一方で
明日死んでいく人々もいる
本当の戦いは、始まったばかり
イエスが手にした勝利を巡る戦い

血の日曜日
血まみれの日曜日

 


 War


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U2 "Stay( Far Away, So Close!) [U2]

Wim Wenders監督作品"Far away, so close!"(時の翼にのって)のために書き下ろした曲です。
PVの監督は勿論Wim Wenders。



         Stay(Far away, so close!)

     緑の光、セブン・イレブン
     君はタバコを買う
     吸わないのに、吸いたくもないのに
     釣りを確かめてる君
     着飾ってはいるけど
     事故に遭った車みたいだ
     車輪は回ってるのに
     君が逆さまなんだよ
     君はこう言う
     彼に殴られても何てことない
     傷つけられれば
     生きていると感じる、と
     本当にそう?

     赤い光、どんよりした朝
     君はよろよろと
     地面の穴から出てくる
     吸血鬼か犠牲者か
     それは相手次第
     君はよく家のテレビで
     コマーシャルを見てた
     トーク・ショーに合わせて
     口パクができた君

     君の視線は僕を素通り
     話し相手は僕ではない
     僕が触れても、感じない

     僕がここにいられるなら
     君は闇から解放されるんだ
     僕がいれば
     日の光に裏切られることもない
     いるだけで、いいんだ

     彼方に、すぐ側に
     障害電波やラジオ
     衛星放送と共に
     何処へでも行けるよ
     マイアミでもニュー・オリンズでも
     ロンドン、ベルファスト、ベルリンでも

     君が聞こうとすれば
     僕は呼べないんだ
     君が跳んだら
     落ちていくだけだよ
     君が叫んでも
     僕には聞こえてくるだけ

     僕がここにいられるなら
     君は闇から解放されるんだ
     僕がいれば
     日の光に裏切られることもない
     君が夢中になっている悪魔と共に
     僕が見つけた精霊と共に
     いるだけで、いいんだ

     朝方3時、静まり返って
     辺りには誰もいない
     あるのは刺激と喧騒だけ
     天使が地上に向けて
     刺激と喧騒しかないところに
     天使が舞い降りた

ZOOROPA 


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Wake Up Dead Man [U2]

この曲はBill Grahamへ捧げた曲です。
氏は『HOT PRESS』の記者であり、U2の批評ではかなり手厳しい言葉を投げかけていました。その一方では「彼らには知性と意志がある」との最高級とも言うべきほめ言葉もありました。
東京ドームの「Pop Mart Tour」直前にInxsのMichealが亡くなり、二人の友人の死を悼んでか最後を飾ったのが、この曲です。
照明がついて観客が退場する際には、Inxsの名曲『Never Tear Us Apart』が会場内に響き渡りました。


                     Wake Up Dead Man

     助けて
     この世界で独りぼっちなんだ
     こんな混乱しきった世の中なのに
     あの話をして
     朽ちることのないもの
     そしてすべてがどうなっていくのか

     起こして
     死者を起こして
     目を開けさせて
     死者を起こしてください

     イエス様、ここであの人を待っているのです
     僕らを気にかけて下さっているのは分かっています
     それとも、他の事で精一杯なのでしょうか
     あなたの父上である神が
     世界を7で創り、天国を司っている
     口添えをしていただけませんか

     起こして欲しいのです
     死者を起こしてください
     起こしてください
     起こしてください、死者を

     自分の言葉に耳を貸せば
     何をすればいいのかが分かる
     リズムに身を任せれば
     惑わされる
     サックスの音色のなかの
     リードの音に耳を澄ますんだ
     ラジオから聞こえる
     低い唸りを聞くんだ
     次々に鳴り響く凶器の音
     その向こうに耳を傾けるんだ
     行き交い、巡る雑音の中で
     聞き耳を立てるんだ
     希望と平和が共鳴しようとしているなら
     その詩を聴くんだ
     マーチング・バンドの行進が終わるまで
     聴き続けるんだ

     起こして
     死者を起こして
     目を開けさせて
     死者を起こしてください

     イエス様、すぐ近くにいらっしゃるのですか?
     彼女に警告しようとは思わなかったのですか?
     それとも新しい仕事をしているのですか?
     秩序などないようなこの世界
     もしあるというのなら
     それはテープレコーダーのような物ですか?
     もう一度だけ、巻き戻すことはできますか?

     起こして欲しいのです
     死者を起こしてください
     起こしてください
     起こしてください、死者を

 

 POP


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U2 "Stuck In A Moment You Can't Get Out Of" [U2]

この曲は自殺した(と言われている)Micheal Hutchenceへの切ない思いをつづったものです。
辛いとき、苦しいときにこの詩は気持ちを楽にしてくれます。


            Stuck In A Moment You Can't Get out of

     
     この世に怖いものなんてない
     投げつけられたことのない
     そんな言葉はないくらいなんだ
     ちゃんとしたメロディを作ろうとしてるだけ
     一人きりでも口ずさめる
     そんな曲を作りたいだけ

     君を馬鹿だなんて
     そんな風に思ったことなんかない
     だけど、自分のことを見て
     真っ直ぐ立って
     自分で歩かないと
     泣いたって何にもならないよ
     ねぇ
     
     しっかりしなよ
     君は一瞬に囚われてしまった
     身動きできなくなってるんだ
     これから良くなるなんて言わないで
     君は一瞬に囚われている
     身動きが取れなくなってるんだ

     僕は捨てたりしない
     君がもたらしてくれた色彩を
     だけど花火で満たされた夜も
     君を変えられなかった
     僕はいまだに心を奪われているのに
     君がもたらしてくれた光を
     いまだに君の耳を通して聞き
     君の目を通して見えているんだ

     なのに君は本当に馬鹿だ
     そんなに心配しないで
     辛いのは分かってる
     いつも満足じゃないのも分かってる
     それは今本当に必要なものじゃないからだよ
     なのに、それなのに・・・

     しっかりしなよ
     君は一瞬に囚われてしまった
     身動きできなくなってるんだ
     これから良くなるなんて言わないで
     君は一瞬に囚われている
     身動きが取れなくなってるんだ

     僕はもうろうとして眠りかけてた
     水は温かいんだ
     どんなに深いか気付くまでは
     僕は跳んでいたんじゃない
     僕にすれば、堕ちてたんだ
     ずっと堕ちていくんだ
     なにもないところまで
 
     しっかりしなよ
     君は一瞬に囚われてしまった
     身動きできなくなってるんだ
     これから良くなるなんて言わないで
     君は一瞬に囚われている
     身動きが取れなくなってるんだ

     夜が走り去ってしまっても
     日の光が長くは続かなくても
     僕たちが石だらけの山道で
     行き詰まってしまっても

Stuck in a Moment You Can't Get out Of  


 


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U2 "Walk On" [U2]

この曲はミャンマーの民主化に尽力するアウンサンスーチー氏に捧げられています。
余談ですが、この曲が収録されているアルバム『All That You Can't Leave Behind』のジャケット、メンバーの後ろに掲示されている番号「J33-3」は、エレミア書(旧約聖書中の1)33章3節のことです。内容は「私を呼べ。そうすれば私はあなたに答え、あなたの知らない理解を超えた大いなる事を、あなたに告げよう」(新改訳)です。

 


              愛はたやすいことじゃない
     唯一持っていられる手荷物は
     愛はそんなものじゃない
     これだけは置いていけない

     闇が僕らを引き離すとしても
     光を彼方に感じたとしても
     もしガラスの心が割れてしまっても
     もしほんのひと時振り返ったとしても
     どうか強くいてください

     歩いて、その足で歩いて
     あなたが得たものは奪われない
     感じることすらできやしない
     無事でいて欲しい 今夜は

     あなたがスーツケースに荷物を詰める
     向かうのは他の誰もいったことのない場所
     この目で確かめるまでは信じ難い
     そんな場所
     逃げ出すこともできたのに
     開かれた籠の中でさえずる鳥は
     飛んでいってしまうものなのに
     自由を求めて飛んでいくのに

     歩いて、その足で歩いて
     あなたが得たものを否定なんてできない
     売ることも買うこともできやしない
     どうか無事でいて欲しい 今夜は

     あなたの痛みは分かっています
     あなたの嘆きも
     そんなにも苦しんでいるのに
     耐えるしかないなんて
     でも歩いて、歩いてください

     故郷のない者には
     どんなものかわからない
     故郷が何処かは言えないけれど
     僕は帰るんだ
     苦しみのある あの場所へ

     あなたの痛みは分かっています
     あなたの嘆きも
     そんなにも苦しんでいるのに
     耐えるしかないなんて
     でも歩いて、歩いてください

     置いていってください
     あなたは全てを置いていくのです
     作り上げても
     作り出しても
     築き上げても
     壊しても
     判断しても
     盗んでも
     あなたは全て
     置いてきてもいいのです
     議論しても
     感じ取っても
     説いても
     飾り立てても
     計画しても・・・

Walk On 


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U2 "In A Little While" [U2]

Bonoは心の底から奥様を愛していらっしゃるんですね。
これ以上解説のしようのない曲です。




     In A Little While

     もう少しで
     君は僕のものになるんだよ
     もう少しでそっちにいくから
     後もう少しで
     苦しみは吹っ飛ぶんだ
     家に着いたらね
     愛しい人

     暗闇が深く息を吸い
     白昼には空気がない
     這いつくばってたどり着いたら
     君はそこにいるのかな?

     もう少しで
     些細なことでいちいち倒れたりしない
     金曜の夜から日曜まで
     僕はひざまづく
     その娘はね
     僕のものなんだよ
     あの頃は

     スペインの瞳を持つ少女だった
     初めて会ったとき君は
     乳母車で押されてた
     それがこんなに成長して
     そう、あれから今まで・・・
     もう少しだよ

     鎮めるんだ
     この胸の高鳴りを
     夢見る男
     いつか飛ぶことを
     空想する男
     宇宙船で空高く
     闇の中の消えそうな星に住み
     追いかけるんだ
     ほうき星を、星屑を
     明かりをつけて
     照らしてよ
     君が高鳴らせる
     僕の胸を

     この鼓動を鎮めて
     慌てずに、ゆっくりと
     この鼓動を鎮めてよ
     慌てずに、ゆっくりと
     胸の鼓動を鎮めて
     慌てずに、ゆっくりとね
     愛しい人

オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド 
     




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U2 "One Step Closer" [U2]

この曲の最後に"With special thanks to Noel Gallagher"とあります。
Bonoの父親は自分の信仰を意識していないけれど
人生が終わろうとしている時に、信仰を捨ててしまったと
BonoがNoelに話しました。
それに対してNoelが「自分の信仰に気付く為の1歩だ。1歩近づいた("One Step Closer")んだ」
と言ったそうです。





        

One Step Closer

     すぐそこにあるのは全てが現実
     希望は道路の向かい側にある
     僕は橋の下にいる
     激流が"僕のもの"全てを飲み込む

     少しづつ、分かってくるんだ

     賑やかな交差点の真ん中に立って
     前に進めなければ、後戻りもできない
     未来は見えてこない
     僕から遠のいていくテールランプ
     その光をみつめるだけなんだ

     少しづつ、分かってくるんだ
     理解していくんだ

     僕はボロボロの服を干している
     萎れたバラの棘で刺した指はまだ赤い
     そう、傷ついた心だって脈打つんだ
     ドラムがスローダウンしてる
     君には聞こえる?


     少しづつ、分かってくるんだ
     少しづつ理解していくんだ

How to Dismantle an Atomic Bomb  


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